「技」と「人」を磨く
確かな技術を持った大工はいつの時代も必要とされます。依頼された仕事を自分の手で完了させる「確かな技術」と、そこに住む人を思いながら真心を込める「職人の心」を育てます。木の優しさと心地よさ、ぬくもりをお客様に提供してみませんか?
なぜ大工になろうと思いましたか?
うちは祖父も父も大工で。自分が大工になるのも必然だったかもしれませんね。子供の頃からよく仕事の手伝いで木材屋なんかに出入りしてたので、父が真剣に木材を選んでいる姿をいつも横で見ていました。きっと邪魔をしていたのかもしれませんが、父の真剣な姿に大工ってカッコイイな。と思っていました。
大工になるために学校へ通いましたが、すぐに父の会社に入ることは避けて、知り合いの親方のところで修行してきました。そこで学んだことも今の家造りに活きていますね。
家づくりへのこだわりは?
高校を卒業してからは住み込みで修行していたので、当時の親方の影響は大きいですね。その親方はこだわりが強くて。屋根の勾配ひとつとっても、妥協のない家を作っていました。
今は考え方を改めましたね。というのも、自分が美しいと思う家をよりもお客様にとって「住みたい家」を作ることが一番大切だと気付きました。お客様からのヒアリングを最優先に考え、その中で自分の経験と感性をお客様にご提案し、一緒に家を作り上げるというのが今の岡本工務店のスタイルになっていると思います。